ロードバイク初心者の為のバイクの選び方「弱虫ペダルからロードバイクを選ぶ 総北編」
こんにちは かわきたです。
ロードバイクの選び方の記事ばかり書いておりますが、
初心者向けという事でご了承ください(汗)
そして今回もまたロードバイクの選び方なのです。(汗)
突然ですが、
弱虫ペダルはご存知ですか!?
高校の自転車部の物語なのですが、高校生たちがロードバイクでライバルたちとアツく戦う姿がとてもリアルに描かれていて読んでいて引き込まれます。
今回はそんな弱虫ペダルに登場するキャラクターが作中で乗っている自転車を元にロードバイクを選ぶ話をしようと思います。
好きなキャラクターと同じメーカーのロードバイクに乗りたい!
同じ型のロードバイクに乗りたい!
そう思っている方もいるのではないでしょうか。
その中でも今回は主人公の小野田坂道君がいる千葉県総北高校のメンバーのロードバイクを紹介したいと思います!
小野田坂道(BMC)
主人公の小野田坂道君が乗っている黄色いロードバイクはBMCの「SLC01」
1年生のインターハイが終わるまではノーブランド?のクロモリフレームに乗っていました。
そのあとOBの神崎さんから贈られた黄色いド派手なロードバイクがこのBMCになります。
BMCはスイスのブランドで、コンパクトなリア三角のフレームなどの特徴的なデザインをしています。
iSCと命名されているフレームで、トップチューブとシートチューブの接合部よりも低い位置にシートステーとシートチューブの接合部があるデザインをしています。
この形状により、シートチューブがしなり乗り心地が良くなります。
そして小野田坂道君が乗っている黄色モデルは通常存在しません。
BMCのカデル・エヴァンス選手が2011年にツールドフランスで総合優勝を果たした記念に製造された「マイヨジョーヌ・イエロー エヴァンスモデル」という黄色いバイクがモデルになっているのではないかと思われます。
ゼッケン番号にちなんで141台しか製造されず、そのうち日本に輸入されているのがわずか7台。
超激レアなロードバイクです。
今泉俊輔(SCOTT)
今泉君が乗っている青いロードバイクはSCOTT CR1。
スコットはスイスのブランドで元々はスキーのストックのメーカー。
エアロハンドルバー、フルサスペンションバイク、1kgを切るフレームを世界で一番最初に開発するなど革新的な製品を世に出してきたブランドです。
今泉君といえばこのブルーのフレームですよね!
1年生のインターハイの時に、御堂筋君との争いの時にフレームがパキッと割れてしまったところを見ると、カーボンフレームなのかな?と思います。
また、インターハイ後に新調したロードバイクでは電動コンポを搭載していましたね!
先日、実際に電動コンポを搭載しているバイクのギアチェンジを体験しましたがヤバイです!
本当にギアチェンジの操作にダイレクトに反応する感じがすごい!感動しました!
2台目買う時は自分も電動コンポを入れようかと思っています。
鳴子章吉(PINARELLO)
なにわのロケットマン鳴子章吉が乗っているのはイタリアのPINARELLO(ピナレロ)というブランドです。
2014年を除く2012年〜2019年のツールドフランス総合優勝者はみんなピナレロで優勝しているというくらいトップブランドです。
特徴といえば、湾曲したフロントフォークやシートステー、左右非対称なデザインをしていることが挙げられます。
鳴子君が乗っているカラーはPINARELLO PRINCE2009モデルではないかといわれています。
鳴子君の好きなシーンはなんといっても1年生のインターハイ最終日。
目が見えなくなるほど限界まで走って他のメンバーを引いてた姿は泣きそうになります。マジ名シーン。
ハイブランドゆえ、価格が高い物が多く、レース向けの作りをしているので初心者の方にはちょっとむかないブランドかも?
お財布に余裕があって、体にも自信がある方にはオススメのブランドです。
金城真護(TREK)
部長の金城さんが乗っているのは全米No1シェアを持つTREK(トレック)というブランド。
トレックは「同じ価格帯の製品の中で最高のものを提供する」をコンセプトとしており、とてもコストパフォーマンスに優れています。
ガチのロードバイク乗りから、街乗りの場面まで幅広くこのトレックに乗っている方を見かけます。
金城さんで好きなシーンは、インターハイでの福富との勝負のシーンですね。(御堂筋)もいましたが。
価格的にも購入しやすい物が多く、初心者が1台目として購入するにはとてもオススメのブランドの1つです。
巻島裕介(TIME)
僕が弱虫ペダルで一番好きな巻ちゃんが乗っているのがフランスのTIME(タイム)というブランド。
独自のカーボン形成技術を持っており、その品質の高さから「いつかはTIME」と言われるほど憧れのブランドである。
その技術で作られる軽量で丈夫なフレームは山をガンガン登る巻ちゃんのダンシングにピッタリです。
巻ちゃんで好きなシーンは沢山ありますが、
1番好きなシーンはインターハイ1日目で東堂と山岳賞をかけて勝負するところです。
坂道の落車によりチームを引っ張らなければいけなくなった巻ちゃんは東堂の飛び出しを見送ります。
その後、追いついた坂道にチームを任せ東堂を追う巻ちゃん。
東堂に追いつく場面は本当に泣けます。。。
このタイムというブランドも価格がちょっと高いこともあり、初心者の1台目にはちょっと贅沢かな?というイメージです。
憧れのブランドの一つなので余裕がある人はぜひ購入してみてください。
田所迅(SPECIALIZED)
田所さんが乗っているのは北米3大ブランドの1つSPECIALIZED(スペシャライズド)
その中でも田所さんの乗るTARMACシリーズは軽さや振動吸収性など全てにおいて優れています。
田所さんで好きなシーンは、坂道と歌って登るシーンもいいですが、
やはり、インターハイ最初のスプリント勝負ですね!
鳴子と一緒に?泉田と勝負するシーン。
江ノ島から小田原に向けての海沿いの道路はとても走りやすくて気持ちがよくオススメです。
価格は若干高めなイメージがあるので、お財布に余裕がある方は是非購入してみてください。
手嶋純太(cannondale)
3年生が抜けたあと、総北高校を任された新部長の純太が乗るのは北米3大ブランドの1つcannondale(キャノンデール)
キャノンデールの特徴といえば、なんといっても「カーボンキラー」といわれるほど高性能なアルミフレーム。
アルミでありながらも軽量で、高い振動吸収性を持っています。
純太で好きなシーンは、新部長になってからむかえたインターハイ。
真波とヒルクライム勝負をして、チェーンが外れた真波を待っていたシーンですね。
あれを現実でやったら周りから批難の嵐が来そうですが、そこはアニメということで…
高性能でありながらも、比較的安価なモデルも多いこのブランドは初心者には特にオススメのブランドの1つです。
青八木一(corratec)
純太の相方、青八木が乗るのはドイツのcorratec(コラテック)というブランド。
世界初のセミスリックタイヤを世に送り出すなど、独自の技術を発表。
フレームビルダー、マウロ・サニーノ氏によるハンドメイドバイクというのも売りの一つ。
青八木で好きなシーンは鏑木との絡みです。笑
どのシーンというのは無いのですが、オレンジビーナの神様として鏑木の面倒をみているところが好きです(笑)
エントリーモデルでありながらもコストパフォーマンスが高いので初心者にはオススメのブランドです。
古賀公貴(MERIDA)
純太、青八木と同期の知将 古賀さんが乗るのは台湾のMERIDAというブランド。
GIANTに続く台湾の有名ブランドです。
斬新なデザインや、高級ブランドのイメージは無く、安定的な性能と手頃な価格でコストパフォーマンスに優れています。
古賀さんといえば、純太とキャプテンをかけて勝負したのが印象的ですね!
合宿コースでの二人の戦いは本当にアツイものを感じます。
非常にコスパに優れているMERIDAはこれからロードバイクを始める方にも比較的購入しやすい価格帯なので古賀さんLOVEな方はぜひ検討してみてください。
杉元照文(COLNAGO)
主人公の坂道君と同期の杉元君が乗るのはイタリアのCOLNAGOというブランド
高級感のある老舗ブランドのイメージ。
美しいフレームフォルムや手作業による芸術的な塗装は他のブランドには無いこれぞCOLNAGOともいうべきデザイン性の高さである。
杉元くんで好きなシーンは、インターハイのスタメンを自らの力で取りにいこうとして2年でありながらも1年生レースへ参加して鏑木、段竹と戦ったところです。
弟の定時が追い付いたシーン、ゴール後に敗北を知るシーンは泣けます。
トップブランドであるCOLNAGOなら注目度抜群。
杉元君好き!という方は乗ってみてはいかがでしょうか?
鏑木一差(FELT)
弱虫ペダルNEW GENERATION以降に登場する新一年生の鏑木が乗るのはドイツのFELTというブランド。
「フレームの魔術師」の異名を持つジム・フェルトによる質実剛健なバイクデザインが特徴。
FELTのロードバイクは他のブランドと比較して割安な価格設定であり、その質実剛健なバイク作りからコストパフォーマンスの高く、とても人気のある自転車ブランドです。
鏑木で好きなシーンは、青八木との絡みのシーン。
天然というか素直というか、オレンジビーナの神様を信じて成長?していく様は見ていてとても楽しいです。
今後スプリンターとしてどう成長していくのか楽しみですよね!
コストパホーマンスの高いFELTはエントリーにはオススメのブランドです。
鏑木好きな方はぜひFELTに乗ってみてください。
段竹竜包(S-WORKS)
鏑木と共に入部してきた新一年生の段竹が乗るのはアメリカのS-WORKS。
SPECIALIZEDのハイグレードモデルと思っていただけたらわかりやすいかと思います。
軽量、優れた剛性なだけに価格も高くなっています。
段竹は現時点ではスタメンでは無いので、3年生が卒業した後の活躍が期待されますね!
インターハイでの鏑木とのコンビがどうなるのか楽しみです。
1台目に購入するにはちょっと贅沢なブランドですが、間違いなく注目されるブランドなので余裕のある方はぜひ検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回は総北のメンバーの自転車ブランドを紹介させていただきました。
さすがに主人公のいる学校なだけあって、ハイブランドのロードバイクに乗ってるメンバーも多く、初心者にはちょっと入り難いところがあるかもしれません。
ですが、好きなキャラと同じブランドの自転車に乗るというのもロードバイクの楽しみ方のひとつだと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに 僕が乗っているGIOSのバイクは巻ちゃんがTIMEの前に乗っていたバイクです♪ SPARE BIKE参照